< 高木復興大臣の赤飯問題で、「1パック200グラムとすると」? kenji145のひとり言日記
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高木復興大臣の赤飯問題で、「1パック200グラムとすると」?
先輩議員への赤飯代40万円…復興相の資金団体
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151130-OYT1T50141.html

 高木復興相(衆院福井2区)の資金管理団体「21世紀政策研究会」が2014年9~10月、「先輩議員へのお祝い」名目で、赤飯代約40万円を支出したと政治資金収支報告書に記載していたことがわかった。
 高木氏の事務所は「調査に時間がかかる」として、送り先などの詳細を明らかにしていない。
 福井県選挙管理委員会が30日に公表した同団体の収支報告書で判明。赤飯を購入したとされる東京都内の百貨店によると、赤飯は100グラム243円で販売しており、1パック200グラムとすると、約800パックを購入した計算になる。
 政治資金に詳しい岩井奉信・日本大教授(政治学)は「違法ではないが、数十万円の赤飯は相当な量で、政治活動に資するものなのか疑問。説明責任が求められる」と指摘している。
(2015年12月01日 09時04分 読売新聞)


 今朝、珍しくTBSの朝のワイドショーを見ていたら、この赤飯の話が冒頭に。「赤飯100gは2百数十円で1パック200gだとすると800gに相当する」「800人もそんなに国会議員はいない」「だとしたら有権者に配っている可能性も」「もっと真面目に政治をやってほしい」なんて流れに。

 いやいや、これはさすがに「もっと真面目に報道をやってほしい」とこっちが言いたくなります。

 まず大前提として、高木復興大臣の他の問題を擁護するつもりはありません。パンツ泥棒問題は過去のこと過ぎてよくわかりませんが相当グレーな感じがしますし、香典問題は突っ込まれると辞任もありえるかなと思います。もちろん野党のライザップも相当おかしいですが。

 で、この赤飯のニュースを検索してみたら、TBSのワイドショーはこの読売の記事をそのまま放映していただけだったようです。取材もせずにそのままテレビに垂れ流してしまう方も問題ですが、大読売新聞ともあろう新聞社がこんな記事をチェックもせずに出してしまうなんて情けないことです。

 まず、「先輩議員へのお祝い」という話なのに、なぜ「1パック200グラムとすると」という話が出てくるのでしょうか?まさかこの記者は、スーパーで売られているような透明なパック入りの赤飯200gを「先輩議員へのお祝い」として使えると思っているのでしょうか?このお祝いの時期は「2014年9~10月」、つまり第2次安倍改造内閣で入閣した新大臣や副大臣・政務官、あるいは自民党の新役員へのお祝いとして使ったものだとすぐに想像がつきます。「スーパーで売られているような透明なパック入りの赤飯200g」がそういうお祝いに使えるはずがありません。そもそも、例えば出生祝いだったり結婚祝いだったりに「スーパーで売られているような透明なパック入りの赤飯200g」を誰かが持ってきたら、「この人、頭おかしいんじゃないか」と思いませんか?それが国会議員間で、しかも大臣として入閣などのお祝いに対しての話なのに、「1パック200グラムとすると」と載せてしまう感覚が信じられません。

 通常、お祝いに使う赤飯は一升(1.5kg)前後、それを化粧箱に入れて渡します。入閣などのお祝いはビール券が多いのですが、赤飯も根強い人気があるようですし、それぞれの地元の特産品のところもあるようです。また、赤飯はあまり日持ちせず、それが一升、場合によっては複数の議員から同時期に頂くので、事務所の方で扱いに困ることもあるともよく聞きます。

(参考)※たまたま検索で見つかったもので今回の件と関係ある訳ではありません。
東京 和菓子の菓匠松月・・・600g~2,000g、1,200円~3,460円
http://homepage2.nifty.com/kasyou-syougetu/sekihann.html
片瀬のみどりや・・・一升2,850円
http://www.katasenomidoriya.com/10_49.html
日本橋タカシマヤ・・・1kg2,592円
https://www.takashimaya.co.jp/sp/tokyo/catering/dish.html?id=203

 こうやって見ると、おそらく1箱3,000円前後だと思いますが、計算が面倒なので送料や名前の記入代などもあると勝手に仮定して1箱4,000円だとすると、40万支出なので100名分ということになります。ちょっと多い気もしますが、大臣(当時は19名)、副大臣(25名)、政務官(27名)、それに自民党の新役員と考えるとギリギリありえない数字ではないかなと思います。実際は、おそらく大臣には赤飯+お菓子とかプラスしているのかもしれませんし、そうでなければ少し多いと思いますし、違う派閥や党の大臣等も含めて全員に贈るというのは実際どうかなとも思いますが、もしおかしいと思って取材をするのならばここからがスタート地点ではないかと。

 今、高木大臣がかなり弱っているので、続けて問題報道をすれば関心を集めて視聴率的にもよさそうではありますが、パック詰めしたら800人に配れる量でおかしい、というのはあまりにも乱暴過ぎやしませんでしょうか。以前の小渕優子大臣のときも色々問題が出た後、下仁田ねぎの報道がされました。「下仁田ねぎ100箱(だったかな)を地元の有権者に配っているかもしれない」など大真面目に話していたコメンテーターもいましたが、議員に限らず、地元で穫れたものを地元の人に渡すというのは自分の家で収穫したとかで無い限りおかしいですし、どうせ地元の人に贈るなら東京で買ってきた珍しいものを贈る方が効果が高いのではないでしょうか。贈っちゃ駄目だけど。

 また、もっと言えば今の民主党小見山議員のライザップ問題も。まず、ライザップを政治資金で通い、収支報告書に載せてしまう感覚はおかしいと思います。今日、削除したようですが、最初に「スポーツ振興のために・・・」など言わずにすぐに何かの間違いで載せてしまったと修正すべきでした。ですが、それはそれとして、テレビで「私たちの税金をもっとちゃんと使ってほしいですね」というようなありがちなコメントをされると力が抜けます。小見山議員の収支報告書は岐阜選管提出なのでネットで見られずわかりませんが、政党支部ではなく資金管理団体の方なので、税金が入っていない可能性もかなりあります。中には政党支部から寄付を受けていて実質的に税金が入っているところもあると思いますが、パーティーの収入だったり献金だけの場合の方が多いのではないでしょうか。そこがどうなっているのか報道もせず、あるいは調べもせずに、すぐに「私たちの税金が」と耳障りのよい言葉を言ってしまうところもおかしいなと思ってしまいます。

 政治は政策あってこそだと思いますが、一方で人間関係も大切です。その人間関係の中で、季節の挨拶として下仁田ねぎのような地元の特産品を贈り合ったり、出世したらお祝いを贈るというのはあっておかしくない話だと私は思いますが、そのような慣習がおかしいと批判したり、その額がおかしいという批判は(自分が同意するかは別として)ありえるのかなと思います。ですが、このようなことが行われていることは記者なら当然見ている話です。見ていて知っているのに「1パック200グラムとすると」と平然と書いたり言ったりできてしまうというのはおかしいと思いますし、それが社内で通ってしまうというメディアのあり方は非常に問題だと思います。

ニュース | 【2015-12-02(Wed) 19:39:03】
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