< 消費者金融利用時に生保加入 「命を担保」遺族提訴へ kenji145のひとり言日記
プロフィール

kenji145

Author:kenji145
 男。年齢は書かないことにしました。趣味は競馬、ゲーム、ネット、ドライブなど。詳しくは下記サイトを。

kenji145の募金りんく~クリック募金の紹介とアクセス募金~
 クリックするだけ、無料でできる募金サイトのリンク集。アクセス募金も実施中。このblogのメインサイトです。

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
RSSフィード
QRコード
QR
その他
あわせて読みたいブログパーツ

消費者金融利用時に生保加入 「命を担保」遺族提訴へ
消費者金融利用時に生保加入 「命を担保」遺族提訴へ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0322/OSK200603220049.html

 消費者金融大手「アイフル」(京都市)などからの借金を抱えて自殺した兵庫県明石市の女性(当時67)の長女(45)が、「母親がアイフルを受取人とする生命保険に加入させられ、死後に死体検案書などの提出を求められて精神的苦痛を受けた」などとして、同社に総額330万円の損害賠償などを求める訴えを23日、神戸地裁に起こす。この保険は「消費者信用団体生命保険」で、大手消費者金融では顧客に金を貸すと同時に加入させている。原告側は「事実上、命を担保にしており、厳しい取り立てを助長する」と指摘している。
 訴状などによると、女性は04年8月、自宅で首をつって自殺。05年6月、アイフルが長女側に、女性の債務の残元金約50万円を同保険の保険金で回収するため、受け取りに必要な死体検案書などの提出を求めたという。長女側は「見るのも苦痛な死体検案書の提供を要求されて精神的苦痛を受けた」としている。
 消費者信用団体生命保険は、顧客が死亡した場合、消費者金融が残債を保険会社から受け取る制度。複数の保険会社が合同して消費者金融と契約し、顧客は被保険者として融資時に加入する。保険料は消費者金融側が負担する。
 銀行の住宅ローンなどでも顧客が同種の保険に加入するが、全国銀行協会などによると、銀行側が加入を口頭で説明し、ローン契約と別の書面を用意するなど、同意を確認できる仕組みという。
 消費者金融大手では無人契約機の利用が多いうえ、金銭貸借の契約書と保険加入の同意書が同じ書面となる。アイフルなどは「顧客が同意書に署名し、オペレーターにも質問できるので同意は得ている」と説明している。
 長女側は、契約時の書面に加入先の保険会社名や詳しい契約内容の説明がないため、生命保険加入は同意がなく無効だと主張。保険の幹事会社を務める明治安田生命保険とアイフルに対し、保険金請求権が存在しないことの確認も求めている。
 長女の代理人の一人の辰巳裕規弁護士(兵庫県弁護士会)は「貸付額が少ない消費者金融では生命保険加入は必要なく、債務者を追い込む厳しい取り立てを招く恐れもある」と話している。
〈アイフル広報部の話〉 個別の案件は話せないが、遺族の負担を無くすための制度だ。
〈明治安田生命保険広報部の話〉 訴状の内容を確認した上で対応したい。

 こういう記事タイトルを見ると、私のような人間は「消費者金融のCM・広告を垂れ流している大手メディアの責任如何」と先走ってしまいそうになりますが、内容は期待していたものとちょっと違ったようです。てっきり生保加入という仕組み自体を公序良俗違反等として訴えたのかと思いましたが、この記事を見る限り、生保契約の同意の有無とこの仕組みによる精神的苦痛が争点となるようです。同意しているのに精神的苦痛を認めるということは考えにくいので、同意の有無が最大の争点になるのでしょう。付随して、書面の有効性、取立ての際の口上、さらには無人契約機による契約の有効性にまで及ぶ可能性もあります。自ら無人契約機による契約を選んでいるので、無人契約機についてはあったとしても注意喚起程度になるのではないかと思いますが、金銭貸借の契約書と生保加入の同意書が同じという点については原告側にも勝ち目があるような気がします。その書面や実際の受付方法を見てみない限り何とも言えない面がありますが。同意が無かったと判断されれば契約は無効となり、消費者金融にも遺族にも保険金は支払われないということになるでしょう。精神的苦痛についてはその上で判断されることになるのだと思います。
 一方、この仕組みについても考えてみました。「厳しい取り立てを招く恐れ」は確かにあると思います。しかし、このような生保契約によって回収不能リスクを軽減しているという面も理解できますし、大手銀行の住宅ローンなどでも使われている普及した仕組みでもあります。また、この仕組みがなかったらグレーゾーンの上限ぎりぎりの高金利ばかりになるかもしれず、かえって消費者の利益を損ねる可能性もあります。消費者金融レベルの審査能力で担保や生保無しでリスクを軽減できる他の仕組みがあるのかも思いつきません。個人的にはグレーゾーンを使って暴利を貪っている消費者金融にマイナスとなる、消費者に利益のある判決になってほしいと思っていますが、どういう結果になるのでしょうか。


ニュース | 【2006-03-22(Wed) 19:24:42】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Google Ad
CalendArchive
サイト内検索 by Google
カウンター
リンク



このブログをリンクに追加する