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臓器移植法改正A案衆議院可決 その2
 今日は違う話題(党首討論or事件関係)を書くつもりが、気付いたら下のいくつかの記事をコピペして貼っていました。ということで、昨日に引き続き。

「脳死を一律死にしないで」=慎重な議論求める-移植法A案反対の遺族ら(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061800812

 臓器移植法改正でA案が衆院で可決されたことについて、反対する遺族や市民団体が18日午後、衆院議員会館で記者会見し、「脳死を一律に人の死としないで」などと訴え、参院での慎重な議論や廃案を求めた。
 「わたしは死体と寄り添っていたの?」。中村暁美さん(45)は本会議場で、長女有里ちゃんの写真を忍ばせ見守った。有里ちゃんは3年半前、原因不明の急性脳症に襲われ、医師から「脳死」を宣告された。しかし、「温かい体があり、成長する体がある」と、2007年9月に4歳8カ月で他界するまでの約1年9カ月にわたり付き添った。
 「心臓が動かなくなり、体が冷たくなって初めて家族は今旅立ったんだと感じた。脳死は死の宣告ではなかった」と語った。
 議員にも実体験を通じて理解を求めたが、「直前まで『迷っている』と言っていた議員が堂々とA案に投じていた」といい、「むなしさがこみ上げてきた。この瞬間から娘は無になってしまうのか」と涙ぐんだ。


 この記事にある脳死宣告された患者が生きる権利があるのと同様、臓器移植されれば生きられる患者が生きる権利、生きる可能性を求める権利もあります。今回のA案では本人や家族が望めば厳密な脳死判定を医師が行わないという選択もできるようになっており、その場合は今まで通りに何年間も診療を続けることができます。もちろんその場合は「死」にはなりません。一方、現在の法律やC案だと大人でも(生体でない)臓器移植が行える可能性は宝くじに当たるような程度で、子どもは無理で、臓器移植を行えば生き長らえることができる命を奪ってしまいます。
 反対するご遺族らの気持ちもわからないでもないですし、当事者がこのような発言や行動をするのは理解できますが、「もしかしたら生きづらくなるかもしれない」という不安のために確実に失う命を作るのは、政治としてはいかがなものかと思います。政治が行うべきことは、国民の選択肢を増やし、生きる命を増やすことではないかと私は思っています。

与野党「多数助ける」「拙速」=河野議長は評価-臓器移植法(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009061800905

 臓器移植法改正案のうち、A案が衆院本会議で可決されたことについて与野党幹部が18日、それぞれコメントした。自民党の細田博之幹事長は国会内で記者団に、A案に賛成したことを明らかにし、「(移植を望む)多くの方々を助けることが第一の目的になっており、いいのではないか」と評価した。移植経験者である河野洋平衆院議長も「結論が出たことを大変喜んでいる」と語った。
 一方、民主党の鳩山由紀夫代表や公明党の太田昭宏代表はA案に反対した。鳩山氏は記者団に、その理由を「脳死を人の死と言い切れるかどうかという思いがあった」と指摘し、「D案が良かった」と語った。太田氏は「B案を考えていた。生命は自分自身のもので、どこまでも自分自身の決定が不可欠だ」と強調した。
 採決を棄権した共産党の志位和夫委員長は記者会見で、「拙速なやり方をしたのは大変遺憾だ。国民的議論で合意形成を図るべきだった」とし、C案提出者の社民党の阿部知子政審会長は「どれほどの議員がA案の内容を知って賛成したのか疑問だ」と懸念を示した。国民新党の亀井久興幹事長は棄権したことに関し、「有権者から、人の生死や倫理観、宗教観の判断まで託されているとは思えない」と語った。


 私ははっきり言って河野洋平衆議院議長とは考え方が異なる部分が多くあまり好きな政治家では無いのですが、今回のA案を可決と言う前、票数が見えたときの思いのこもった笑顔には少し感動しました。議長なので自分でできることは限られていましたが、移植経験者として強い思いがあったのでしょう。
 一方、他の方の賛否や棄権はそれぞれの判断だと思いますので別にいいのですが、社民党の阿部知子氏の「どれほどの議員がA案の内容を知って賛成したのか疑問だ」という発言は疑問です。よく他の法案でも社民党の方はそういう言い方をしますが、今回の臓器移植法改正は小委員会所属でない議員でも少なくとも昨年から数多くの勉強会を重ね、賛成反対両者からのロビー活動を受け、国民からも多くの声を聞いて、その上でのものでした。C案の方が良かった、という信念を言うのなら良いですが、A案に賛成した議員は勉強していない奴らとでも言わんばかりの発言はおかしなものと言わざるを得ません。

【臓器移植】民主・輿石氏「急がなければ死んでしまうわけでもない」(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090618/bdy0906182310008-n1.htm

 民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長は18日の記者会見で、「臓器移植法案を最優先でやらなければいけないとは思ってない。急がなければ死んでしまうという話でもない。一日も早く救いたい気持ちは分かるが」と述べた。
 輿石氏はまた、民主党が国会に提出している母子加算手当を復活させる生活保護法改正案を挙げ、「母子加算(法案)のとのかねあいもある」と指摘、同法案の審議状況をにらみつつ、臓器移植法改正案の審議に臨む考えを示した。


 うーん。つい前日に「鳩山代表発言をチクリ」なんてしておきながら、舌の根も乾かぬ間にこの発言。他の法案審議との駆け引きでの発言だと思いますが、不用意すぎます。

渡米移植費の高額化、値上げの本音は日本人排除(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090618-OYT8T00349.htm

募金目標、6年で7割増
 米国に渡航して臓器移植を希望する患者が、医療費やデポジット(前払い金)の急騰にあえいでいる。
 臓器移植法で国内での移植が制限されているため、高額な渡航移植を強いられている患者が、より重い費用負担を突きつけられた形だ。

想定外の請求
 「米国の病院から連絡がありました。デポジットは393万ドル(約4億円)です」。心臓の難病・拡張型心筋症を患った都内の河合栞璃(しおり)ちゃん(当時11歳)の父、明さん(47)は主治医からそう告げられ、言葉を失った。傍らの妻は泣き崩れていた。今年3月下旬のことだ。
 栞璃ちゃんが拡張型心筋症と診断されたのは昨年11月。心臓移植以外に助かる道はなく、家族は米西海岸にある大学病院での移植を希望した。明さんは過去の日本人の移植例から、海外渡航には医療費や渡航費、滞在費などを合わせ1億円以上かかると覚悟していたが、4億円は想定外だった。
 「確かに娘の病状は重かったが、法外すぎる」。それでも明さんは知人の協力を得て募金活動の準備を進めた。栞璃ちゃんは直後に病状が急変、今年4月下旬に亡くなったが、明さんは「億単位のデポジットなんて普通の人には払えない。国内で移植ができれば、経済的負担や患者の肉体的負担も軽いのに」と語る。

米国の本音
 多くの患者の家族は、渡航費用を自費だけでは工面できず、募金でまかなっている。渡航移植希望者を支援するNPO法人・日本移植支援協会によると、米国に送り出した移植患者の平均募金目標額は、2002年には6500万円だった。これが、08年は約1・7倍の約1億1000万円に上昇した。
 医療費値上げの理由について、南カリフォルニア大で臓器移植を手がける岩城裕一教授は、「日本人の渡航移植を制限するためだ。本音では日本人に来てほしくないということ」と語る。一方、日本人患者を米国に送り出す東京大の許俊鋭特任教授は、「日本人は高額のデポジットも納めるので、経営の苦しい病院は助かっている」と見る。
 外国人を受け入れる条件として、約2年前から英会話ができることを加えた医療機関もあり、「日本人に不利な条件だ」と、川合明彦・せんぽ東京高輪病院心臓血管外科部長は指摘する。

5%ルール
 米国の医療機関が日本人を受け入れてくれるのは、年間移植件数の5%までは外国人の移植に使うことができるとするルールがあるからだ。以前はアラブ諸国の富豪も渡航していたが、近年は日本人が5%枠のほとんどを占める。
 日本人患者の多くは、重症化してから渡航移植を決断する場合が多く、切迫度が高いとして待機患者リストの上位に登録される。その結果、比較的早く移植を受けられるが、切迫度の低い米国人患者は後回しにされ、その不満が日本人に向かっているという。
 欧州や豪州では、日本人の受け入れをすでにやめている。患者たちにとっては米国が頼みの綱だ。日本移植支援協会の高橋和子事務局長は「命を救ってくれる米国の病院から提示されれば、言い値に従うしかない」と、ため息交じりに話す。


 命を救うために海外に行かなくてはならないという現状はおかしいし、少なくとも政治がそれを是認してはならないと思っています。
 とはいえ、いくらA案が成立したとしても施行まで時間がかかるので、それまでは言い値に従うしかないという現実もあります。これまで海外渡航移植の募金のニュースもたまに取り上げ、これからもたまに取り上げていくつもりですが、もっと詳しいサイトを見つけたのでリンク。
臓器移植募金 Wiki
臓器移植情報 - 臓器移植募金
 なお、今回のニュースでテレビに何度か取り上げられている山口真生ちゃんの公式サイトもリンク。
まおちゃんを救う会

ニュース | 【2009-06-19(Fri) 11:38:50】
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