http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/08/08/04.html
このニュースが各局のワイドショーで取り上げられていました。局によって少しニュアンスが違ったりもしましたが、良いニュースだなぁというのが素直な感想。実際に無料サービスを実施したお店側も立派だと思います。大阪市住之江区のラーメン店で先月27日、男性客が「これで子供たちにラーメンを食べさせたって」と言い残し、現金100万円を置いて立ち去った。男性の思いをくんだ店側は今月2~6日、1杯650円のとんこつラーメン計1540杯(100万1000円相当)を高校生以下の少年少女に無料で提供。子供たちは「お礼が言いたい」と男性を捜している。
この店は「麺匠味冨久(めんしょうみふく)住之江店」。中川一郎店長(35)によると、男性は27日午後3時ごろ、1人で来店。ラーメンを食べてレジで代金を支払う際、新札の束を置いて立ち去った。色白の身長約1メートル70の細身で、眼鏡をかけており、35歳前後に見えたという。
翌28日には店に男性から「子供にラーメンを食べさせてくれているか?」と確認の電話があったという。
応対した店員から報告を受けた中川店長は拾得物として府警住之江署に届ける一方、「男性の思いに店としても応えたい」と決意。警察に届け出た拾得物は、落とし主が3カ月たっても現れない場合、拾った人のものになるが、それを待たずに、ラーメンを無料で振る舞うことにした。
同店の自慢は、店名にちなんだ「329ラーメン」。コラーゲンをふんだんに生かしたスープが人気のとんこつ味。初日は、近くの中学のサッカー部員ら約70人が来店。次第に口コミで広がり、3日目には約340人、4日目には最多の約550人が訪れ、店外には最長で約300人、約50メートルの行列ができたという。100万円分は5日間で達した。
店は証拠にと、1杯目から1540杯目までのカウントダウンのチラシを店内の壁に張り、子供たちは「ゴチになります」「おっちゃん ありがとう!」など思い思いの感謝の言葉を書き添えた。
一方で、店は男性客の似顔絵を作り、店内に掲示。子供たちも「100万円おじさん」の行方を捜しているという。中川店長は「近くに住之江競艇があるので大当たりを出した人かもしれない」と話している。
ちなみにこの「麺匠味冨久 住之江店」ですが、ラーメンデータベースで見ると平均点は76.214点。採点数は少なめ(ラーメンデータベースって関東中心なのかな?)ですが、点数はなかなかのものです。値段も安めのようですし、画像やコメントもおいしそうで行ってみたくなりましたが、大阪に行く機会もないのでさすがに難しいかな。